
NANKANG AR-1というとてつもないグリップ力を持つタイヤが発売されました
NANKANG AR-1のコンパウンドはNANKANG NS-2R(TREAD120)のコンパウンドより、さらにグリップ力のあるTREAD80です。
完全にSタイヤ並みのグリップ力を持つハイグリップタイヤ。AR-1(エーアールワン)は、サーキット走行を前提にドライグリップ性能を極限まで高めたハイグリップタイヤです。
トレッド面のブロックとショルダー部分の剛性を高めており、コーナーでも安定したグリップ力を発揮します。というタイヤメーカーさんのセールストークです。
NANKANG AR-1の実際のタイヤ性能はどうなのでしょうか?
知り合いのアルテッツァに215/45R17に履かせて試乗です。乗り初め、ゴツゴツ感とパターンノイズがスゴイ!
これ、まんまSタイヤ(セミスリックタイヤ)の感覚です(驚)快適性は、まるでありません!とっても、うるさいタイヤです。
とってもグリップがある感じなので、これだと一般道では、評価ができなそうなので、高速道路に向かいます。
NANKANG AR-1の高速道路性能評価です
インターのきついコーナーを攻めてみると・・・・完全にSタイヤじゃん、このタイヤの横剛性ETCゲートを抜けてセカンドギヤからフル加速・・・
なんだかとても重いんだけど~このコンパウンドS(ソフト)じゃないだろうなァ~車線変更を何度もしましたが、完全にSタイヤの動きと、おさまり方です。
首都高に入ると、継ぎ目は・・・これも快適性ゼロですね!パターンノイズはうるさいし、でも国産Sタイヤのもの凄くうるさいとは、全く違います。
もっとうるさいと思っていましたがこんなもんなの?と思ってしまいました。逆に言うと、このトレッドパターンでこれだけ静かなのは、驚きました。
でも、乗り心地もまったくのゼロ、静かなタイヤではありませんよ(笑)さてコーナーに入ると・・・スゴイ・・・この感覚まさしくSタイヤです(喜)
このアルテッツア、車高調はXYZが入っていてRSではないんですが、それなりにショートサーキットまでは走れるセッティングなんですが
足回り性能よりタイヤのグリップ力の方が完全に上このナンカンAR-1のグリップ力が凄すぎて足回り性能が負けています。
それにしても、このグリップ力は凄いの一言
おそらくコンパウンド的には、国産SタイヤのSとMの中間あたりのコンパウンドの感じかな!どちらかというとSよりですが、
タイヤを暖めないでここまでのグリップ力には、驚きました。もうチョット気温が低ければ、コンパウンドが分かりやすいんですけどね!
季節が気温の高い夏なので・・・・ナンカンNS-2Rでも十分なグリップ力ですが、ナンカンAR-1は、かなりグリップ力を上げての登場です。
まだサイズラインナップも徐々に増えていくということなので履けるサイズが出るとイイですね。
乗った感じは、タイムアタックには最高なタイヤになるでしょう!国産Sタイヤの1/3の価格で買えるのが、最大の魅力ですね!
サーキットで一番お金のかかる消耗品がタイヤですから、この価格は本当に助かります。サーキットを楽しむ方には最高のタイヤになると思います。
1日フリー走行会なら、午前中ナンカンNS-2R午後ナンカンAR-1というように使い分けるのが楽しく、正解だと思います。
サーキットを楽しむなら⇒NANKANG NS-2R
タイムアタックなら⇒NANKANG AR-1
NANKANGAR-1のインプレでした。
サーキット好きの皆さんのタイヤ選びの参考にして頂けたら、うれしいです。
追伸
サーキットテストをして来ました。ヒーローしのいサーキットです。走り出しから15分後に雨が・・・でもドライグリップは、しっかり分かりました。最初からグリップがあるので、Sタイヤのようにタイヤの温度を最初あまり気にしなくてもイイですね!ベストタイムが出たのは丁度10周目48.3秒がベストでした。久々のサーキットだったので、乗れてないところもありましたが慣れれば、47秒台に入れるレベルのタイヤだと思います。さすがに48台になると、タイヤの摩耗は早いですけどね。でも感覚は、まんまS(セミスリック)タイヤの感覚でしたよ。NANKANG AR-1は恐るべきハイグリップタイヤでした。タイヤ選びの参考にして頂けたら、うれしいです。
更新日:2021年02月28日
激安NANKANG(ナンカン)タイヤからサーキット用タイヤNANKANG AR-1が発売!でした!
コチラも参考に
アジアンタイヤJPが、今まで試乗した中で感動したアジアンタイヤをまとめました。