イシトロエンC5、ミシュランタイヤに交換
シトロエンC5、日本ではあまり見かけなくなりました。
タイヤを外してみると、足回りはこんな感じです。あれ?なんだかおかしいと思われた方、そうなんです、
スプリングが無いんですよね。鉄パイプだけ~と思われるかもしれませんが、これがシトロエンの最大の特徴です。
フランスだからこその道路事情があり、石畳の路面があることから、石畳の道路でも快適に走れる
ハイドロニューマチック・サスペンションが、シトロエンのサスペンションシステムなのです。
エアサスと油圧をコントロールし、快適な乗り心地を実現させる特殊なサスペンションです。
車高や車の左右の傾き、路面からの衝撃を吸収をこの筒の中で全部行っています。一時期F1にも採用されましたが、
ハイドロシステムを使うチームと、使わないチームのタイム差があまりにも大きく開発費も莫大だったため、
資金力の差が速さの差になってしまったため、ハイドロシステムはレギュレーションで禁止になりました。
それほどこのハイドロシステムはスゴイ足回りなのです。そしてこのハイドロシステムは、今ではシトロエンが独占しています。
シトロエンの足周りは
そういえば、バブル後期に、セリカでこんな感じの足廻りがありました。初めて見たときは、あれ?
スプリングが無く、ただの鉄パイプが付いている・・・?これがトヨタの油圧式アクティブコントロールサスペンションだったのです。
ですがあの当時で120万アップだったような~しか~し、初めて乗った時は、驚きました。乗り心地もメチャいいしコーナーに入ると、
マジか~というほどロールもしないで曲がっていく、なんじゃこのコーナーリング性能は~本当にビックリさせられました。
日本では、いくら優れていても足廻りに120万円アップというのは、受け入れられませんでした。
シトロエンはこのハイドロシステムを、半世紀も前に開発していたんですよね。石畳の道路でも乗り心地良く今に受け継がれています。
確かに乗り心地はピカイチ。リフトに上げて、タイヤ交換をしたあと、リフトを下げると、シャコタンになっちゃいますけどね(笑)
エンジンを掛ければグニュ~って、車高が上がってきます。昔のシトロエンは、突然ピョコンってリヤが上がりましたが、今のハイドロは、制御が細かいのでやはり進化していますね。
あれ話がシトロエンの話になってしまいました。フランス車にはフランス製タイヤが良いとオーナーさんも言っていました。そこで選択したのがミシュランタイヤです。
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始めての方は、あまりの値段の安さに驚きますよ。
アジアンタイヤ選びの参考にして頂けたら、うれしいです。