アジアンタイヤと国産タイヤの違いと性能差はどこなのか?についての説明
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日本でもアジアンタイヤの認知度が上がり、価格の安さが最大の魅力でもあります。
安くて評判の良いアジアンタイヤと国産タイヤのタイヤ性能は何が違うのか?
激安アジアンタイヤと国産タイヤの違いを比較しながら説明しています。
私が長年アジアンタイヤの試乗テスト評価をしてきたのは安くてグリップするタイヤは無いのか?
これがアジアンタイヤを試乗評価するキッカケでした。とにかく、初めてアジアンタイヤの値段を見た時そのあまりの安さに驚いたからです。
まずはアジアンタイヤが、どのぐらい安いのか日本で一番人気のあるNANKANG(ナンカン)タイヤの値段を参考にしてみてくださいコチラから⇒NANKANGタイヤの種類
アジアンタイヤと国産タイヤ比較、性能が劣るのはどの部分なのか?
今まであらゆるアジアンタイヤを試乗し、テスト評価してきました。2000年頃までのアジアンタイヤは、
まったく国産とは比較にならないくらいドライ路面、ウエット路面、乗り心地、静かさすべてにおいて、性能が悪かったのには驚きました。
ですがそれから10年の間、円高が続き日本経済が悪くなり、日本で商品を製造し、海外への輸出では、
価格が高くなり過ぎて海外で売れないという危機感があり、日本タイヤメーカーは海外に製造ライン、
もしくは海外タイヤメーカーに技術提携という形を取って、海外タイヤメーカーラインを使って価格競争に対抗する対策が打たれました。
超円高時代が長く続いたための対策に国産タイヤメーカーが踏み切ったということです。
それからアジアンタイヤ性能が急激にアップ
逆に言うと日本のタイヤ技術が流出すなわち日本のタイヤメーカー技術をアジア諸国に教えたことになります。
そこからアジアンタイヤの性能は、飛躍的にアップし始めました。今でも、ウエット性能だけは落ちるものの、
ドライ路面でのグリップ性能は国産タイヤ勢と同等そして2016年、ついに国産タイヤのハイグリップ力を上回るハイグリップタイヤも発売されるようになりました。
どんなタイヤなのか参考になると思いますコチラから⇒NANKANG NS-2Rの性能
アジアンタイヤの性能は、飛躍的に伸びています。タイヤメーカーのフラッグシップタイヤのプレミアムタイヤは静粛性に関しては、
いまだに国産タイヤより性能は多少落ちますが、アジアンタイヤは、かなり静かなレベルになってきているところも驚きます。
摩耗してくると、うるさくなるのも、アジアンタイヤの特徴ですが1995年あたりの国産タイヤも同じでした。
アジアンタイヤの特徴ですが、ゴム質が硬くなるのが国産タイヤと比べると早いです。
そのため細かいヒビが入るのも早いです。でもこれは国の違い、国の環境により考え方が違うので、
この1面だけ見てタイヤ性能が悪いとは言い切れません。なぜかというのは、次に説明する、国の大きさの違いに関係します。
アジアンタイヤを製造する国の大きさのタイヤの考え方
国の大きさの違いによるタイヤの考え方の違い
アジアンタイヤで一番弱いのがウエットグリップです、何度も試しました。
路面が濡れている時のグリップは国産タイヤよりアジアンタイヤの方が大きく落ちるので、
ウエット時は速度を控えて走行しましょう。
サーキットでは周回タイムにハッキリ出るのでアジアンタイヤでウエットテストした時のグリップの無さには、メチャ驚きました。
ショートサーキットと言われる(1周のタイムが1分以内のサーキット)
国産タイヤの場合、ドライ路面のタイムとウエット路面とのショートサーキットタイム差は10秒~12秒落ちぐらいになるのですが、
アジアンタイヤはの場合は15秒~20秒落ちになってしまいます。これだけでも、ウエットには弱いタイヤということが分かります。
一般道でも限界を超えない速度で走行すれば問題はありませんが、ウエットグリップは国産タイヤより劣るので、速度を抑えた走行を心がけましょう。
今時のアジアンタイヤのドライグリップは、かなり国産タイヤに劣らない性能を示してくれています。
2015年頃から、アジアンタイヤもゴムにシリカを配合する比率が良くなり、低温からのグリップとウエット性能が飛躍的に向上してきました。
国産タイヤとのウエットグリップの差が一気に縮まってきているのも確かですが、この新型コロナ時代に、
日本のタイヤメーカーはウエット性能を飛躍的に上げてきました。
おそらくちょっと前のECOタイヤブームの時のウエットグリップがかなり不評でしたので、ウエットグリップの研究がなされたのでしょう。
2019年~2020年にかけての新商品タイヤのウエットグリップには、まさしく別物の性能になっていました。
ということで、アジアンタイヤのウエットグリップはかなり縮まりましたが、ここにきて、一気に離されたという感じです。
ウエットグリップで感動した国産タイヤですが、参考になると思います。
コチラから⇒YOKOHAMA ADVAN FLEVA(フレバ) V701タイヤに乗った感想と特徴
残念ながらアジアンタイヤの中で、ここまでのウエット性能を持つアジアンタイヤには乗ったことがありません。
ちょっと余談ですが、私が今まで乗った中でウエットグリップの最高峰はトーヨータイヤのプロクセスR1Rというタイヤです。
実はドライ路面でもグリップが凄いんですが、ウエットでもグリップが凄いです、ですが減りが早いのが難点ですね。
アジアンタイヤはモデルチェンジまでが長いのも特徴
これ日本では考えられませんが、新商品が出てからアジアンタイヤは、そのモデルのトレッドパターンを長年変えません。
日本人は、新商品を好むので、タイヤメーカーさんは1~3年で新商品を出してきますがアジア諸国のタイヤメーカーさんの考えは、
その商品を育てることに重点をおいています。同じ商品名でタイヤのパターンも変わっていませんが
コンパウンド(タイヤが路面と接するゴム)を変えて来たり、
お客様の満足を得られるようにお客様の評価に耳を傾け、商品を育てリピートで買って頂くことを重視しています。
同じタイヤ銘柄なのに、10年前のウエット性能より今現在の同じタイヤ銘柄だと、ウエット性能は段違いで改善されているタイヤもあります。
そして車の高性能化により、静かで乗り心地が良いタイヤが求められるようになりました。
この点でもアジアンタイヤメーカーは研究を続け、静かで乗り心地の良いタイヤのレベルを上げて来ていることも確かです。
そうやって、お客様の声に耳を傾け、改善し、支持されるタイヤに育てていこうというのがアジア諸国のタイヤメーカーさんの考え方です。
コチラも参考になると思います。超ロングセラーのアジアンタイヤ、私がアジアンタイヤと出会って一番最初に履いたタイヤです。
コチラから⇒NANKANG NS-2に乗った感想と特徴このタイヤは今でも人気があるタイヤです。
アジアンタイヤは価格の安さが最大の魅力でもあります。プレミアムタイヤでも値段が安い
15年前からアジアンタイヤを試乗テスト評価してきました。いよいよ国産タイヤをしのぐレベルまでの
アジアンタイヤのレベルが上がってきたことは確かだと思います。
アジアンタイヤは性能が悪いというのは、もはや過去の話です。
タイヤメーカーの技術の結晶がプレミアムタイヤです。国産プレミアムタイヤは値段がとても高いです。
なので買いたいけど買えないがホンネではないでしょうか。
でもアジアンタイヤのプレミアムタイヤなら、激安で買えてしまうところが、人気の秘密です。
コチラも参考になると思います。⇒アジアン プレミアムタイヤ人気ランキング
アジアンタイヤ.jpでは
激安タイヤならオートウェイ
始めての方は、あまりの値段の安さに驚きますよ。
アジアンタイヤ選びの参考にして頂けたら、うれしいです。
更新日:2024年11月10日
アジアンタイヤと国産タイヤの違い、タイヤ性能の差は、あるのか?でした!