アジアンタイヤ選びのポイントです。
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愛車のタイヤ選び、悩みますよね。そろそろタイヤの溝も無いし車の用途によっても、タイヤ選びは変わります。
タイヤというのは、車が唯一路面に接触している重要パーツ、それがタイヤであり役割は大きいです。
それでは理想のタイヤって、どんなタイヤなんでしょう?理想のタイヤって、剛性があって、グリップ力があって、
高速安定性があって、乗り心地が良く、静粛性に優れ、雨の日の排水性があってウエット路面でもグリップ力があって、転がり抵抗が少なく、減らなくて、価格が安いタイヤです。
ハッキリ言って、こんな理想のタイヤは今現在の技術では存在しません(笑)
タイヤ選びのポイントとして、タイヤ性能評価は7つになります。
1)ドライ性能
2)ウエット性能
3)高速性能
4)静粛性
5)乗り心地
6)耐摩耗性(ライフ)
7)燃費性能
先ほど書きましたが、すべてが100点満点のタイヤが理想なタイヤですが、
そのようなタイヤはありません。
タイヤメーカーさんは、この理想なタイヤを追い求めている訳です。
なぜ理想のタイヤができないのか?ここにタイヤの性格の難しいところがあります。
相反する性能を求めなければならないからです。
グリップ力と寿命、そして転がり抵抗の関係
タイヤはただ丸くて黒くてという印象ですが、そのタイヤを作る技術というものは
もの凄い研究とノウハウが入っています。
構造を説明すると長くなるので書きませんが、ベースとなる生ゴムに研究されたブラックカーボンを配合し、
このブラックカーボンが黒色なので、タイヤは黒くなります。
その他にイロイロな成分を加え、タイヤゴムの性質、性格を変えています。
オレンジオイル配合とか、ちょっと前までよく聞きましたよね。
あまり細かく書いても分からないと思いますので、本題に戻りましょう。
首都高とかカーブが多い、高速道路とかスピードが出る道路では、
グリップ力のあるタイヤを選んだ方が、安全に走れます。
グリップ力のあるタイヤは、柔らかいコンパウンドを使用しているため、
摩耗・減りが早い傾向になってしまいます。
それとグリップ力のあるタイヤほど転がり抵抗は大きくなります。
すなわち燃費が悪いタイヤです。
グリップ力があるタイヤは、摩耗が早い、燃費が悪いと覚えておきましょう。
乗り心地と剛性の関係
カーブを曲がっている時、コーナーリング中の時は、
剛性が高いタイヤの方が、しっかり踏ん張ってくれます。
それだけタイヤの縦方向、横方向への形が変わりにくいタイヤですが
縦方向の形も変わりづらいため、乗り心地は悪くなります。
逆に剛性の低いタイヤは、乗り心地はイイのですが、コーナーリング中はよれやすい、
変形しやすいので、ミニバンや重たい車には向きません。
排水性と静粛性の関係
排水性を良くするにはタイヤの溝を太くすればイイのですが、
溝を太くすることにより、パターンノイズが大きくなっていしまいます。
これ実はタイヤが回転し、タイヤ溝に入る空気を路面に接触するときに、
溝に入る空気を圧縮します、そしてタイヤが路面とはなれると圧縮した空気は膨張します。
これが高速になればなるほどノイズが発生しやすくなります。
だからゆっくり走っているときは聞こえませんが、速度が出てくると聞こえてきます。
特に横方向に太い溝が入っているタイヤは多くの空気を同時に圧縮するので、ノイズは大きくなります。
今時のタイヤは静粛性を上げるため、太い横溝は斜めに入れ、溝の太さを変えて、
同じ周波数がでないように作られています。
さらにトレッド部分のブロックの大きさもすべて大きさを変えています。
同じブロックの大きさだと、ノイズ周波数が同調するので、ノイズが大きくなるためです。
タイヤ価格
最も気になるところではないでしょうか?
タイヤが同サイズでも、タイヤの種類によって、価格が全然違います。
タイヤ選びで失敗したくないなら
一番間違いのないタイヤはプレミアムタイヤです。
なぜかというと、相反する性質を、高次元でバランスさせているタイヤだからです。
でも価格がとっても高いんですよね。
ではエコノミータイヤで価格の安いタイヤはというと、
この相反する性質のどれかを犠牲にしているタイヤです。
たとえば剛性を落として、乗り心地を上げているとかですね。
高速道路を使わないならお勧めですが、これは車の使う状況によって選択しなくてはなりません。
タイヤの選び方、タイヤ交換のポイント
純正装着タイヤ性能が基準になります。
なぜ純正装着タイヤからタイヤ性能を落とさないことがタイヤ選びの基準なのか?
新車純正装着タイヤは、あらゆるテストを繰り返して、その車の性能が出せる結果を検証して決定されています。
今の車は、緊急ブレーキ時に、車の姿勢を維持しようと作動します。
これは、急ブレーキを掛けた時でも車をスピン状態にさせないように、
車速、ハンドルの切れ角、Gセンサーからの信号、各車輪の回転差などを瞬時に計算して
各車輪のブレーキの効き具合を自動で調整して、姿勢を保つ、スピン状態にさせないように
コントロールしてくれています。
そのため、もっとも重要視されるのがブレーキ性能です。
ですので、新車純正装着タイヤ性能以下のグリップ力しかないタイヤを選んでしまうと
緊急時ブレーキ性能が下がってしまうことになってしまいます。
なら最初からグリップのいいタイヤにしちゃえばいいじゃない?
と思われるかも知れませんが、そうなると燃費がでなくなります。
今のお客様は、新車を買うとき、燃費を気にするので!
というように新車装着タイヤはその車に合ったタイヤを装着してきます。
ですから新車装着のタイヤが、タイヤ選びの基準なんですよ。
純正装着タイヤから市販タイヤを履いていて、次にタイヤ交換をする時のポイント
これは今のタイヤの不満点を見つけてください。音がうるさいとか高速でふらつくとかですね。
その不満点を見つけ出し、その不満点がなくなるタイヤ選びをするのが正解です。
不満がなくなれば、満足につながりますよね。
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始めての方は、あまりの値段の安さに驚きますよ。
アジアンタイヤ選びの参考にして頂けたら、うれしいです。