ホワイトリボンタイヤの歴史です
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ホワイトリボンタイヤが誕生したのはナゼ?
これはタイヤの歴史が深く関係しているんです。「タイヤは黒くて丸いもの」というのが現在タイヤの常識ですが、
初期の自動車用タイヤは天然ゴムの白色、又は輪ゴムと同じ生ゴムの色の飴色していました。
タイヤの原材料となる天然ゴムの色は、消しゴムを見ていただければ分かると思いますが白色でした。
天然ゴムで作られたタイヤは耐久性に問題があり、ゴムにカーボンブラック(炭素)を加えて強度を増す
アイデアが1900年頃に生まれました。1912年にはタイヤトレッド部の天然ゴムにカーボンブラック入りの
黒いゴムを使用した自動車用タイヤが初めて市販されました。タイヤのトレッド部のみの天然ゴムにブラックカーボン入りの
ゴムを使ったためタイヤはサイドウォールに白色のゴムが残されていたことから「ホワイトウォールタイヤ」と呼ばれました。
つまりホワイトウォールタイヤは、タイヤの側面を白く塗ったのではなく、トレッド面にカーボン入りの黒いゴムを使用したことで、2色のタイヤ外観になったわけです。
2種類のゴムを使うタイヤ生産は生産効率が悪かった
結果的に2種類のゴムを使う訳ですのでタイヤ生産面で効率が悪いという不都合があったため、
その後カーボンブラックを添加したゴムだけで製造され真っ黒なタイヤが生産そして市販されました。
真っ黒なタイヤには、違和感が
もともと白かったタイヤが、いきなり黒くなるとユーザーが違和感を覚えるため、その違和感をなくすため白いラインを入れた
「ホワイトリボンタイヤ」が登場しました。装飾的な意味合いから製造されたホワイトリボンタイヤはアメリカでは人気が根強く、
1980年代まで純正装着タイヤに使われていました。
ホワイトリボンタイヤのタイヤサイズと価格は
コチラから⇒ホワイトリボンタイヤの種類
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始めての方は、あまりの値段の安さに驚きますよ。
アジアンタイヤ選びの参考にして頂けたら、うれしいです。
更新日:2024年05月13日