車のタイヤの役割とは
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タイヤには、支える、伝える、曲がる、やわらげる、この4つの働きがあります。
いずれも自動車が安全に走行する上で、とても重要なパーツの一つがタイヤなのです。
そのため車を公道で走る場合にも、タイヤに保安基準が設けられています。
タイヤの残りミゾが1.6mm以下の摩耗したタイヤは、公道では使用禁止になっています。
この残りミゾ1.6mmになると、タイヤにスリップラインが現れます。
このスリップラインが出たら、そく新品タイヤに交換が必要になります。
なぜタイヤには、このミゾが必要なのでしょうか?
乾いた(ドライ)路面では、このミゾはまったく関係ありません。
ですが濡れた(ウエット)路面には、とても重要な役割を果たすのがタイヤのミゾなのです。
車のレースを見たことがある方は、分かると思いますが乾いた路面の場合
ミゾがないスリックタイヤを履いています。
そして雨が降り出すと、ピットインして、ミゾのあるタイヤにウエットタイヤに履き替えます。
このミゾがないと、タイヤが路面の水をかき分けられず、路面とタイヤとの間に
水の膜ができてしまい、ハイドロプレーニング現象がおきてしまい
車が操舵不能になってしまい大変危険だからです。
車の免許を取る時に、ハイドロプレーニング現象は勉強していると思います。
日本では一般道の最高速度は時速60キロ、そこからタイヤのミゾが1.6mm以上あれば
最低ライン安全に走れるということで、保安基準では残りミゾ1.6mm以下は
使用禁止になっています。
高速道路の場合は、速度が上がるので、残りミゾが2mm以下は使用禁止ということになっています。
タイヤには、支える、伝える、曲がる、やわらげる、この4つの働きがあると書きました。
タイヤの役割『支える』についてです。
まずタイヤは車の重量を支える役割をしています。車が止まっているとき、
加速しているとき、減速しているとき、曲がっているときも常に車の重量を支えているのがタイヤなのですが、
これ実は、あまり知られていませんが、重量を支えているのは、タイヤの内部に充填されている空気量なのです。
タイヤ内部の空気量によって、重量が支えられています。
そのため、車が重くなればなるほど、タイヤは大きくなっていきます。
なぜかというと、重量を支える空気量を多くしなければならないからです。
車は形も違えば、大きさも異なり重量も違います。
そのためタイヤサイズも違うので、タイヤに入れる空気量も違います。
タイヤにどれだけ空気量を入れたかですが、入れた結果、空気圧ということで判断できるので
一般的には空気圧で調整しています。
車の運転席ドア付近に、標準空気圧シールが貼ってあるので
その標準空気圧もしくは、高速を多く使う方、坂が多い地域にお住まいの方は
10%アップの空気圧に調整しましょう。
この空気圧が低い状態で走行を続けると、怖い目にあいますよ!
一般道では、速度が遅く、ストップアンドゴーの繰り返しなのでまず起こりませんが
高速道路を空気圧不足で長時間走行すると、これも車の免許を取る時に勉強していますが
スタンディングウエーブ現象という怖い現象が、タイヤに起こります。
この現象のまま走り続けると、タイヤ自体が異常加熱していまい
タイヤのバースト(破裂)を起こしてしまいます。
高速走行中にタイヤがこのような状態にもしなったら
どれだけ危険ということが、お分かりいただけると思います。
タイヤの空気圧は2か月に1回はチェックしましょう。
なんでと思われる方も多いと思いますが、タイヤの空気は時間とともにほんの少しずつ抜けていきます。
正確に言うと、空気中の酸素分子が小さいため、ゴムをすり抜けてしまうからです。
ゴム風船の中に空気を入れても、次の日、膨らました風船は空気が抜けて小さくなってしまいますよね!
それと同じで、タイヤもゴムが主成分なので、ゴム風船ほどゴムは薄くないので極端に空気圧は下がりませんが
時間とともに空気圧は下がりますので、2か月に1回は空気圧の調整をしましょう。
タイヤの役割の『伝える』と『曲がる』についてです。
車は動力を路面に伝えないと走行できません。車をリフトの上にあげ、タイヤと床に隙間ができる状態で
エンジンをかけDレンジにシフトしてもタイヤは回りますが、車は動きませんよね!
ということで、タイヤは動力を伝える役割をして車は加速ができます。
それとは逆に、ブレーキ時はブレーキがタイヤの回転を止めようとするように作用するので、
車を減速させることができます。
そしてもう一つが、ステアリングを切った時、フロントタイヤの向きが変わり、
車を走行方向を曲げることができます。これもタイヤの向きが変わることによって
車の向きを変えることができるんですよ!
タイヤの役割の『やわらげる』についてです。
これは乗り心地に大きく関わるところです。
タイヤは路面の凹凸の上を常に走っています。その凹凸をタイヤとサスペンションでやわらげる役割をしています。
この凹凸の入力を一番最初にタイヤが受け止め、2番目にサスペンションが動いてショックをやわらげています。
タイヤによって、乗り心地が良いタイヤもあれば、スポーツタイヤのように、タイヤのサイドウオールが固いタイヤもあります。
ここで知っていただきたいことがあります。タイヤアルミのインチアップです。
見た目重視でホイールを大きくすると、タイヤの外径は変えられませんので
タイヤは偏平になっていきます。この偏平というのは、タイヤの幅に対して何%の高さがあるという意味で
例えばタイヤサイズが195/65R15のタイヤサイズだとするとタイヤ幅195mmの65%が高さで126mmになります。
これを215/45R17にインチアップすると215mmの45%ですから高さが96mmになります。
すなわち偏平の数字が小さくなればなるほど、横からタイヤを見ると薄くなるということになります。
見た目はホイールが大きくなり、迫力があるのですが、タイヤが薄くなる分、
乗り心地は悪くなるという結果になります。
いや、私は見た目重視なんだという方には良いですが、乗り心地が悪化することは、覚えておきましょう。
乗り心地が良いタイヤはコチラを参考に⇒アジアンコンフォートタイヤ人気ランキング
逆に、インチアップをすることで良い面もあります。
ステアリングを切った時のタイヤのヨレが少なくなるため、
車がクイックに反応してくれるというメリットもありますよ!
スポーツ性を重視するならコチラを参考に⇒アジアンタイヤ スポーツタイヤランキング
タイヤってどれぐらい持つものなの?
一般的にはセダンタイプの車で、3年3万キロと言われてきました。
ですが今では、ミニバンや1BOXが支流なので3年2万キロと言われています。
セダンタイプより重量があるためタイヤの負担が大きいためです。
タイヤの摩耗は、走り方や荷物をどれだけ積んでいるかでもかなり変わってきます。
ヴィッツやマーチのような軽い車は、3万キロ以上楽にタイヤは持ちますけどね!
なら軽自動車はもっと持つんじゃないの?と思われますが、今の軽自動車は安全装置の重量が、
増していて重くなってきています。なのにタイヤサイズが、依然と同じなので
タイヤの負担が大きいため、早くタイヤが減ってしまう傾向になってしまっています。
1BOX車、ミニバンに最適なタイヤはコチラを参考に⇒アジアンタイヤ ミニバンタイヤランキング
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始めての方は、あまりの値段の安さに驚きますよ。
アジアンタイヤ選びの参考にして頂けたら、うれしいです。